乳製品

 乳製品と健康との関係は定かではありません。健康に関して意見が分かれるところかもしれません。

手がかりは一般論から入るしかないと思います。
肉は鶏や豚や牛が食物を食べて数週間・数月間・数年間かけて出来上がっていきます。
こんなに時間をかけると子育てには間に合いません。
食べた数時間後には乳が出ます。
要するに食べたものがそのままではないにしても、
食べたものの影響が非常に強い形で出される云うのが特徴になると思います。
我々が飲食する乳製品は牛の肉よりもはるかに牛が食べたものの影響が強く出ると考えざるを得ません。
要するに飼料に抗生物質を混ぜるとその影響が出てくると考えるし、牛に穀物を与えればその穀物と穀物に付着した農薬などの影響も疑わざるをえません。

蒙古の大草原の完全無農薬の草を食べた羊の乳とは全く別物と考えるべきです。彼らはそのまま飲むだけではなく、乳で作ったお茶を飲み、乳で作った酒を飲みます。乳こそ彼らの主食です。それほど彼らにとっては安心な食材のようです。我々が飲むものと同じ次元では良否は判断できないと考えられます。

そうすると結局は実際飲食してみてどうなのかと云うことが問題になると考えられます。

私はチーズを数年間に渡って毎日のように食べ続けたことがありました。衰えてきた歯を丈夫にするためでした。けれども、結果は空しいものでした。バターを、最近アメリカで禁止されていて悪名高くなってしまったマーガリンに代えて使っていました。バターは旨いのでその意味では満足していました。

チーズやバターを連日食べたからと云って特段不調になると云うこともなかったのですが、乳製品が体臭の原因になることは確認できました。60歳台の私には《乳製品は代謝の負担になる》と云うのが結論です。やはり《乳製品は若い成長している人の食材》だった。と云うのが結論です。

年寄りが乳製品を摂取したからと云って老化防止に役立ったりはしない。かえって体に負担をかけて老化を加速させてしまうように思われました。

結局現在は乳製品も一切摂らないことにしています。発酵食品のヨーグルトに関してはバターやチーズとは異なり全く別物になっている可能性はあると思いますが、それだけに乳製品の持つ旨みなども失われているように思います。

また、私の場合は腸内細菌を維持するために納豆を常食しているのでヨーグルトでビフィズス菌を摂る必要も感じてはいません。

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