食べ方、食べる量

 食べる量の少ない人ほど長生きであることが明らかにされています。
動物実験の結果でも、同じ食物を食べ続けた時には量の少ない方が長生きできることが知られています。

最近の情報では、たんぱく質に糖分が巻き付くと云ういわゆるたんぱく質の糖化のために身体の代謝が衰えて
老化することが明らかになってきています。それで、糖質を制限した方が良いと云われるようになってきました。
肥満の原因の多くが、肉の食べ過ぎではなく過剰な糖質(特に砂糖や小麦)のために起こることが明らかになっています。

また、人体の生命活動に酵素が決定的な働きをしていることも明きらかにされてきています。
酵素の働きは人体では限りあることが示されています。
その意味でも食べ過ぎは身体には良くないことになります。

食べ過ぎないことが重要です。

どのくらい食べるのが適正かを見極めることが出来るのでしょうか?
それには体重をモニターすることで判定できます。

老化防止のために糖質制限を行うとして、その場合何に取り組むべきかと云うと
適性体重を判断して、その適性体重を維持できる食事を基準にすべきです。
この基準値を見極めるためには少しづつ食事を減らしていくことで分かります。
どれだけ食事を減らすと体重が落ちるのかを判断するのです。
特に炭水化物の摂取量をコントロールすることが重要な意味を持ってきます。

食べる順番や食べる速度も大事です。
野菜から食べ始めて炭水化物に終わると血糖値の上昇を穏やかにしてくれるので、糖化防止に役立ちます。
また、消化吸収した糖分の有効活用に役立ちます。
同じようにゆっくり食べれば、穏やかに消化吸収することになります。

食べると約三時間で食べたものは消化吸収されます。消化吸収が終わると、今度は代謝機能が働きだします。
身体が働き、新陳代謝も行われ、免疫機能も働きだします。
要するに、食べない時間も必要なのです。
間食は問題です。体調の悪い時には食事を抜くことも選択肢になります。

以上のように、何を食べるかということの他に、どのような食べ方をするかも重要です。

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