八羅文明のアウトドア料理の紹介

 私はセーリングと言うアウトドアを楽しみにしている。
ヨットは楽しい。昼飯はガスバーナーを持ち込んで自分で作っている。
二年ほど前(201512)からだ。それまでは、
自分で握った握り飯とバナナを食べていた。
炭水化物としては、これで充分でヨットで
使うカロリーが確保されると思っていたからだ。
けれどもヨットを週三回ほどもやっているのに
体力が着かない。
それで、反省して昼にカレーやシチューや親子丼などを作って
肉や野菜もたっぷり食べることにした。
やってみると、多少は面倒だが、
自分の好みの料理を楽しめるし、予想通り体が出来てきた。
私は〈健康食〉を長年実践してきた。
それを野外でもやってみた。
最初は、30年ほども前に使っていた、
ガスバーナーやクッカーを持ち出して
親子丼や雑煮などを作った。
古いタイプのガスバーナーだったので
使えるガスボンベの調達を諦めて、
新しいガスバーナーを買い求めた。
私の場合はセーリングの合間にやるので、
時間が限られている。
それで、やはり便利なガスバーナーを探した。
私の条件は
1.健康料理を主眼としている。
特に油なしで肉などをいためることができれば
料理のレパートリーを増やせる。
2.ヨットはある程度風の強い時にやるので、
風防付きが良い。
3.家庭用のガスボンベ(CB缶)が使えるものが良い。
だった。
探してみると
遠赤外線が出るタイプのガスストーブ
あった。
風防付きだし、アダプターを
購入するとCB缶も使える。
クッカーは30年前に購入した
ステンレス製のものを使っている。
超弱火も可能なので、
肉を鍋で油なしで炒めることもできる。
お蔭で、カレー粉を使ったドライカレーや
シチューなどが出来るようになった。
大変美味い。

現在は手賀沼でセーリングをやっているが、
近くにはレストランや食堂やコンビニもある。
ある人はコンビニ弁当、
ある人は近くのレストラン、
ある人は何人かで野外調理をすると
言ったなかで、
私だけがソロアウト料理をやっている。
私には食に対しての
徹底したこだわりがあるからだ。
《添加物のない、国内産の食材、
砂糖や小麦や油や乳製品のない》
食材を吟味した調味料だけを
使って調理したものだけを
食べるからだ。
やってみると、
アウトドア料理と健康料理は
やり方ひとつで上手くマッチする。
永年健康食を実践してきたが、
最初の大きな壁は、
食材を自分で吟味して調達して、
自分で調理しなければならないことだった。
現代は食材に関しても
多様化の一途である。
健康に関して言えば、ますます
身体に良い食材と悪い食材の両方が
あふれている。
それを判別して調達するために
自分で買うしかない。
レストランで食べたり、
コンビニ弁当に頼れば
悪い食材と良い食材が
ともにどっさりと入ってくる。
アウトドア料理をやれば
必然的に調達を
自分でやることに成るので、
この時、
何が身体に良くて何が悪いかの知識さえあれば
健康料理が出来ることに成る。
それほど面倒なことではない。
自分で自分にあった
調理道具を探し求めて、
毎回調理具を取り出してセットアップして
調理するぐらいだから
健康料理を作るぐらいのことは
どれほどのことでもない。

私は、68才(201802)である。
多くの人がこの年になるとアウトドアを諦める。
私はこれからだと思っている。
人生を楽しみたいと思っている。
そのための野外健康料理だ。

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